髪の毛は卵を食べるとより生えるってホント?

髪の毛

卵を摂取すると髪の毛が生える?

卵は、茹でてよし、焼いてよし、さまざまな食材に合わせられる万能食材です。

栄養満点な食材だからこそ、食事にもお菓子にも飲み物にも幅広く使われています。

豊富な栄養素が含まれているので、日常的に摂りたい食材でもあります。

そんな卵には、髪の毛が生える効果があるとの噂もあるんです!

美味しく手軽に手に入れられる食材で、髪の毛が生えてくるのが本当であれば嬉しいですよね。

そこで今回は、本当に卵には髪の毛を生やす効果があるのかどうかについて、ご紹介します。

髪の毛は卵を食べるともっと生えるの?

最初に結論からお伝えします。

卵を食べると髪の毛が生えやすくなるのは事実です。

ただし、ただ食べるだけでハゲている頭皮から新しい髪の毛が生えてくるわけではありません。

卵は髪の毛が成長するための栄養素を豊富に含んでいるので、すでに生えている髪の成長を促す効果が期待できるのです。

髪の毛の成長促進効果が期待できる理由は、以下の3点です。

  1. 良質なタンパク質を含む
  2. 必須アミノ酸をバランス良く含む
  3. 育毛効果のあるビオチンが含まれている

では、これらについてもう少し詳しく解説します。

良質なタンパク質を含む

卵に含まれる栄養成分といえば、タンパク質が有名ですね。

タンパク質は、髪の毛の主成分であるケラチンの元となる栄養素です。

体内のタンパク質量が不足してしまうと、髪の毛が作り出せなくなってしまいます。

また、生命活動や維持において必要な筋肉や臓器などには、優先的に栄養素が送られます。

一方で髪の毛は、生命活動にとって重要度の低い部分です。

つまり、必要量のタンパク質が摂れていなければ、髪の毛にまで栄養分を届けることができないのです。

必須アミノ酸をバランス良く含む

必須アミノ酸は、先ほども出てきたケラチンの元となる栄養素で、タンパク質に含まれています。

必須アミノ酸は体内で作ることができない成分のため、食事で摂る必要があります。

ただし、タンパク質の中でも必須アミノ酸を含んでいるものと、いないものがあります。

卵には、この必須アミノ酸が豊富に含まれているのです。

一方で、タンパク質が豊富なことで有名な大豆食品には、必須アミノ酸は含まれていません。

育毛効果のあるビオチンが含まれている

ビオチンは別名ビタミンHとも呼ばれる、ビタミンの1種です。

卵の黄身には、このビオチンが含まれています。

ビオチンには、必須アミノ酸の代謝を促しケラチンの生成を助ける働きがあります。

また、代謝が良くなると、頭皮環境が改善する効果も期待できます。

そのほか、血行促進効果や白髪予防効果など、髪の毛に良い働きをする頼もしい栄養素なんですよ。

卵を食べて髪の毛を生やそう!卵料理を紹介

以上のように、卵には髪の毛にとってさまざまなメリットが期待できます。

しかし、卵の食べ方によっては、その効果が得られない場合もあるのです。

育毛を目指して食べるのであれば、生卵は避けましょう。

生の状態の白身には、アビシンと呼ばれる栄養素が含まれています。

アビシンもタンパク質の1種ですが、先ほど出てきたビオチンの働きを阻害してしまう作用があるのです。

以下に育毛におすすめのレシピを掲載しましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ゆで卵

とてもシンプルで、かつ美味しく召し上がれるのが「ゆで卵」です。

【材料】

  • 卵…1~3個
  • 水…適量

【作り方】

  1. 卵を常温に戻しておく
  2. 鍋に卵が浸かるくらいの水を入れ、沸騰させる
  3. 沸騰したら卵を入れ、そのままの火加減で10分茹でる
  4. 10分経ったらすぐに冷水にさらして出来上がり

これよりもゆで時間が短いと、半熟になってしまいビオチンの効果がなくなってしまいます。

10分程度だと中心部はやや柔らかめで、それ以外にはしっかり固まっています。

ゆで卵を入れたサラダなどにしても、健康的で美味しいですよ。

小松菜としらす干しの卵焼き

2つ目のレシピは、「小松菜としらす干しの卵焼き」です。

【材料】

  • 小松菜…70g
  • ごま油…小さじ1と2/1
  • 卵…Lサイズ1個
  • 砂糖…大さじ1
  • だしの素(かつお)…小さじ1/3
  • しらす干し…20g
  • 片栗粉…小さじ1

【作り方】

  1. 小松菜をみじん切りにし、耐熱ボウルにごま油と一緒に入れる
  2. ①にラップをして電子レンジ500wで2分加熱する
  3. ②に卵を入れてとき、1/3を別の容器に移す
  4. 1/3を入れた容器に片栗粉をいれて均一に混ぜ、ボウルに戻す
  5. 砂糖とだしの素を混ぜたら、しらす干しを入れて混ぜる
  6. 卵焼き機で焼いて、出来上がり

小松菜にはビタミンCが豊富に含まれており、頭皮環境を整える作用があります。

ほうれん草と卵のソテー

最後にご紹介するのは、「ほうれん草と卵のソテー」です。

【材料】

  • 卵…1個
  • ほうれん草…1/4束
  • 塩、こしょう…適量
  • バター…小さじ1/2

【作り方】

  1. 卵をといて塩・こしょうを混ぜる
  2. フライパンにバターを敷いて、ほうれん草を炒める
  3. ほうれん草がしんなりしたら、卵を入れて炒める
  4. 卵がふんわりしてきたら塩・こしょうで味を調えて完成

ほうれん草にはビタミンB群など、健康な髪の毛にするために必要な栄養素が豊富に含まれています。

卵を食べる以外に髪の毛が生える方法って?

卵にはさまざまな栄養素が含まれていることから、育毛効果が期待できます。

レシピの数も豊富ですから、飽きることなく育毛を目指すことができるでしょう。

しかし、中には卵が苦手な方もいるかもしれません。

そんな方には、食べるのではなく、ヘアパックとして使う方法がおすすめです。

ヘアパックの方法については、以下で詳しく解説します。

やり方

卵が髪の毛に良いと聞いたことはあっても、ヘアパックとして使えるの初めて聞いた方もいるでしょう。

卵を使ってヘアパックをすると、頭皮や髪の毛にとって以下のような効果が期待できます。

  1. 傷んだ髪を修復する
  2. 頭皮環境を改善する

傷んだ髪を修復すれば、健康的で潤いのある髪の毛へと導かれます。

さらに、頭皮環境が改善されると、髪の毛の成長促進効果が期待できるのです。

では、実際にどのようにヘアパックをしていくのか、その方法をご紹介します。

材料を準備する

まずは、材料を準備しましょう。

材料の一覧は以下のとおりです。

  1. 卵…1~3個
  2. サランラップか、シャワーキャップ
  3. 蒸しタオル

すべて簡単に手に入るものや台所にあるものですね。

材料が揃っていれば、今日からでもヘアパックを実践することができますよ。

もしサランラップや蒸しタオルがなければ、卵だけでも構いません。

ただし、あれば使用した方がより効果が期待できるので、おすすめです。

卵をかき混ぜる

まずは、ヘアパックをするために卵をしっかりとかき混ぜます。

卵の量は、髪の毛の長さに応じて変えましょう。

ショートなら1個、ロングなら3個使用すると良いでしょう。

もったいないと感じる方は、賞味期限が切れてしまった場合にパックしてみてはいかがでしょうか?

食べる訳ではないので、賞味期限切れでも十分使用することができますよ。

髪の毛に卵を塗布し放置する

しっかりとときほぐしたら、髪の毛に塗っていきましょう。

最初は、髪の毛に馴染まずにつるっと滑ってしまうかもしれません。

床や絨毯などを汚さないように、お風呂場や洗面台で行う方が良いでしょう。

また、滑った卵が使えなくなってしまうと勿体ないので、洗面台を受け皿にしておきましょう。

全体に塗り終えたら、蒸しタオルで頭部を包み、その上からシャワーキャップをします。

ここから30分放置するため、シャワーキャップやラップがあると周囲を汚さずに済みますよ。

30分後にぬるま湯で洗い流す

30分経ったら洗い流していきます。

このとき注意するべきは、お湯の温度です。

普段のシャンプーと違い、今回は卵を使っているので、高い温度では固まってしまう可能性があります。

タンパク質が固まり始める温度は58℃からですが、念のためシャワーの温度に注意しましょう。

風邪をひかないように気を付けて、水かぬるま湯で洗うようにしてください。

流す前は髪の毛が固まっていても、ぬるま湯で流せばしっかりと落とすことができますよ。

普段通りに洗髪を行う

ぬるま湯で髪の毛についていた卵をすべて落としたら、普段通りにシャンプーをしましょう。

シャンプーも、普段の物と同じもので構いません。

ただし、シャンプー時にぬめりがある場合には、しっかりと洗いましょう。

洗い残しがあると、頭皮が炎症を起こしたりニキビができたりする原因となります。

シャンプーで残りの汚れを落としきったら、トリートメントをします。

トリートメント時にも、ぬめりが残っていないか確認しましょう。

注意点とポイント

以上が、ヘアパックをする際の詳しい方法でした。

とても簡単に行うことができるヘアパック方法ですが、注意点もあります。

注意点をしっかり把握しておかないと、逆効果になってしまう可能性もあるので気をつけましょう。

また、よりヘアパックの効果が得られるポイントもあります。

詳しい注意点とポイントを、以下でご紹介します。

注意点とポイントを踏まえて、より効率的な卵ヘアパックを実践してみましょう!

毎日は行わないようにする

卵ヘアパックは簡単ですし、毎日でも手軽に行えます。

とはいえ、ヘアパックは髪の毛のスペシャルケアとして、月1~2回程度の頻度で行いましょう。

あまり頻繁に行ってしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

また、毎日使っていると経済的にも痛手になってしまいますよね。

これは卵のヘアパックに限らず、市販のヘアパックでも同様です。

市販品をお持ちの方は、ボトル等に適切な頻度が記載されていると思いますので、確認してみてください。

オリーブオイルと混ぜると効果的

今回ご紹介したやり方では、卵のみを使いました。

しかし、それにプラスしてオリーブオイルを入れると、より効果を得られる可能性があります。

オリーブオイルの中でも、純度の高いエキストラバージンオイルを使いましょう。

オリーブオイルを混ぜると髪の毛のツヤが出て、しっとり感がアップします。

オリーブオイルの他にも椿油が使えますが、それ以外の油はヘアパックには向いていないので注意しましょう。

髪の状態によって卵の部位を変える

卵は卵白・卵黄・全卵と、使う部位ごとに3つにわけられます。

料理と同じように、ヘアパックをする場合にも部位を選びましょう。

どの部位を使うかは、自分の髪の毛の状態をみて決めましょう。

髪の状態に合わせた、卵の使用部位の選び方は以下のとおりです。

目立つダメージがない髪質 全卵
ダメージが目立つ髪質 卵黄
ベタつきがある髪質 卵白

卵黄に含まれるレシチンという成分には、髪の毛のダメージを補修する作用があります。

また、卵白にはリゾチームという成分が含まれており、抗炎症・抗殺菌作用により頭皮環境を改善する効果が期待できるのです。

まとめ

今回は、卵と髪の毛の関係性についてご紹介しました。

卵は栄養が豊富なので、食べるのもヘアパックにするのもおすすめです。

ただし、食べ過ぎはコレステロール値が高くなってしまう可能性があるので、注意しましょう。

ヘアパックも、毎日は頭皮や髪の毛の負担になってしまうので注意が必要です。

食事もヘアパックも、適した量と頻度で取りいれるようにしましょう!